仙台市太白区の八木山地域で活動するボランティアグループ「YARVOG(やーぼじー)」が、災害時に家庭で役立つ調理法や食のアイデアをまとめた冊子「八木山版の非常食レシピ」を作成した。メンバーは「平時でも非常時でも手早く作れ、気軽に食べられる家庭料理を考えた。防災意識を高めるきっかけにしてもらいたい」と期待を寄せる。
冊子はA4判60ページ。レトルト食品や白米、パスタなど家庭にある食材を活用した主食、主菜のレシピが掲載されている。災害時を想定し、カセットコンロや100円ショップで購入できる固形燃料を使い、短時間で調理できるよう工夫した。非常食では珍しいアジア風のレシピも並ぶ。考案したメンバーの谷口和也さん(54)は「災害時こそ食べ慣れたものを、楽しみながらおいしく食べてほしい」と説明する。
八木山地域では町内会を中心にした防災連絡会などが、避難訓練や携帯トイレを作るワークショップを開いてきた。地域ぐるみの防災活動は活発だが、若者の単身者や子育て世代の参加は少ないという。やーぼじーは今後、冊子を活用した料理講座などを開き、若い世代への意識啓発に乗り出す予定だ。
代表の並河浩一さん(68)は「冊子が日々の食卓のヒントとして役割を果たし、若い人たちと地域をつなぐツールにもなれば、うれしい」と話す。1冊500円。連絡先は販売窓口の並河さん080(2819)7320。
非常食レシピ なんちゃってフォー
【材料 2人分】
・グリーンカレーのレトルト…1人分
・水…グリーンカレーの3倍の量
・うどん(温麺などの乾麺)…150~200グラム
【作り方】
分量の水を沸騰させ、うどんを入れる。所定のゆで時間の3分の2あたりでカレーを開封して中身を入れ、温めて完成。普段の食卓なら好みでパクチーなど香草をのせる。
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