昼はフルーツサンド専門店、夜はパブ 名掛丁の店舗シェア あすオープン

イチゴやミカン、パインなど色とりどりの果物をふんだんに使ったフルーツサンド

 仙台市内を中心に飲食店を展開するスタイルスグループは23日、青葉区にフルーツサンド専門店「フルーツパーラー サンズ ストアー」をオープンさせる。カラオケ大手第一興商(東京)の子会社が運営するパブ「ケルツ仙台駅前店」の昼間の空き時間を活用して出店。新型コロナウイルス禍で苦しむ事業者同士が手を組み、新業態で若い世代へのアピールを狙う。

 宮城県産のイチゴなど地産地消に力を入れつつ、旬の果物を使ったフルーツサンド(500円~)を常時10種類ほど販売する。控えめな甘さの生クリームは、蔵王のクリームチーズを独自に配合し、果物の酸味や甘味を際立たせる。

 他にもフルーツゼリーやジュース、いちごあめを扱う。ケルツの営業時間には、果物をたっぷり使ったサワーも楽しめる。

 昨年来のコロナ感染拡大で、スタイルスが経営する飲食店も時短営業や休業、閉店を強いられてきた。佐々木浩史社長(59)は「負けるわけにはいかない」と、会員制交流サイト(SNS)を中心に人気のフルーツサンドに着目。ポイントはカラフルで「映える」断面を楽しむ「萌(も)え断」にあると分析した。

 一方、ケルツを運営する第一興商子会社の東北第一興商(青葉区)は、昼間に営業していたそば店の後継を探していた。以前からのつながりで新店のアイデアを聞いた小田島秀一郎社長(51)は、「面白い」と意気投合。商品の製造をスタイルスが請け負い、第一興商が店舗を運営する業務提携が実現した。

 コロナの影響が長引く中、一つの店舗を昼と夜でシェアする「二毛作」で巻き返しを図る佐々木社長は「名掛丁商店街のアーケード入り口という一等地。今までにないフルーツサンド専門店にぜひ足を運んでほしい」と話す。

 当面はいちごサンド(500円)など8種類でスタート。営業は午前10時~午後4時。連絡先は022(797)8116。

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