仙台の感染者、変異株が97.9% E484K

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 仙台市は22日、3月下旬に新型コロナウイルスの陽性が判明し、国立感染症研究所が解析した検体96件のうち、97・9%の94件からワクチンの効果を弱める可能性がある「E484K」変異株が検出されたと発表した。感染力が強いとされる「N501Y」変異株も新たに5件が確認された。
 市によると、E484K変異株が検出された94件は、市内で感染者が急増した3月22~31日に陽性判明した患者の検体。保健所の担当者は「同期間の全検体を検査していないが、多くの人が感染している可能性はある」との見方を示した。
 市は1月21日~4月9日に陽性が分かった患者の検体2579件のうち、400件(15・5%)を感染研に送った。既に304件の結果が報告され、E484K変異株は3月下旬の94件を含め、261件(85・9%)が確認されたという。
 一方、N501Y変異株は既に公表した感染者から検出された。いずれも発症時期は4月中旬で、海外滞在歴や不特定多数との濃厚接触はない。市内のN501Y検出は16件となり、これまで検査を実施した908件の1・8%を占めた。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

秋季高校野球宮城大会 勝ち上がり▶


企画特集

先頭に戻る