涌谷保育園のパワハラ労働審判「困難」 仙台地裁が手続き打ち切り

 涌谷保育園(宮城県涌谷町)を経営する社会福祉法人涌谷みぎわ会の理事長からパワーハラスメントを受けたとして、同園を退職した保育士ら元職員12人が、退職を余儀なくされた精神的苦痛への慰謝料など計約2600万円の損害賠償を求めた労働審判で、仙台地裁は22日、審判手続きの打ち切りを決めた。

 元職員側によると、地裁は「対象人数が多く、計3回の審判では事実認定が困難だ」と打ち切り理由を説明した。今後は地裁での民事訴訟に移行する。

 申し立てによると、理事長は園長に就いた2015年4月から20年3月、職員を大声で威嚇して問い詰めたり、特定の職員を無視したりしたとされる。

 理事長は職員らの求めに応じる形で園長を辞職したが、その後、園の施設管理者となったため、申立人を含む職員17人が20年11月に退職した。

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