接種予約、電話通じず郵便も届かず 宮城・美里町で一時混乱

 宮城県美里町で21日、高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種予約を巡って一時混乱が生じた。同日開設した予約専用コールセンターに電話が殺到したほか、一部地区では郵送による予約案内が受け付け開始に間に合わなかった。町には苦情が相次ぎ、職員が対応に追われた。

 予約は先着順で、5月10~22日に接種する高齢者1090人分をインターネットと電話で受け付けた。

 コールセンターでは委託業者8人が対応。しかし、受け付け開始直後から電話が集中し、初日で全部の枠が埋まった。町の担当者は「1人当たりの対応時間が想定以上に長く、つながりにくくなった」と釈明する。

 町は予約案内を4月16日に発送したが、22日に配達された地区もあるという。同町牛飼の男性(75)宅には21日午後に届き、電話がつながらない状態が続いて予約できなかった。男性は「こんな不平等があっていいのか」と憤る。

 次回予約は5月12日からだが、町は電話予約の改善策を今後検討するという。接種の対象になる町内の高齢者は約9000人。集団接種1カ所、個別接種5カ所で実施する。

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