宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園で4月30日に開幕する東北最大級の野外音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST(アラバキ)」を巡り、町民が複雑な気持ちで揺れている。長年、町を活気づけてくれたイベントだけに感謝の思いがある一方で、新型コロナウイルスの感染拡大が続くタイミングでの開催に不安を隠せない。
町は23日、2年ぶりのアラバキ開催に理解を求める町民向けの文書を各戸に配布し、同じ内容をホームページにも掲載した。首都圏など全国から人が集まるため、町民の不安感の払拭(ふっしょく)と疑問に答える狙いがある。
文書は、来場者全員(観客5000人、関係者500人)の抗原検査実施など感染予防対策の説明に加え、小山修作町長と主催者のGIP(仙台市)の菅真良・専務執行役員のあいさつ文を載せている。
文書を読んだ無職男性(83)は「イベント自体は川崎にとってありがたいが、全国で感染が広がっているので正直怖いのは事実」と吐露。パート女性(40)も「町長は『町民の健康と幸せを守らねばなりません』と書いているが、この時期の開催は矛盾している」と顔を曇らせた。
こういった町民の声があり、町議会は12日付で小山町長に開催延期を求める要望書を提出した。小山町長らはGIPと協議を重ね、例年5万人規模の来場を5000人に制限し、会場での声出し禁止やマスク着用を求めるなどの対策を示し、議会に理解を求めた。
アラバキ開催は会員制交流サイト(SNS)でも話題となり、賛否が割れている。反対派は「高齢者が多い地域で不安を抱くのは当然。延期すべきだ」との内容。賛成派は「野球やサッカーは観客を入れているのに、アラバキだけ狙い撃ちされるのはおかしい」といった声が見られた。
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