仙台の百貨店で「北海道展」 重点措置下、2年ぶり春の催事

密集を防ぐため、例年より通路を広げた催事場=仙台市青葉区の藤崎本館
クリーンタイムに合わせて消毒作業をする出店者=仙台市青葉区の仙台三越

 仙台市内の百貨店で、北海道をテーマにした春の恒例催事が2年ぶりに開かれている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言で臨時休業を余儀なくされた。今年は「まん延防止等重点措置」が宮城県内に適用される中、各店は会場の通路拡張や消毒の強化など、安心して買い物を楽しんでもらえるよう対策に知恵を絞る。

藤崎は76店 3会場に分散

 藤崎は例年の7割程度の76店が出店し、海産物や肉料理の弁当、チョコレートの菓子類などが並ぶ。会場を本館の3カ所に分散させ、通路を通常の2倍程度に広げた。商品を待つ行列ができないよう呼び鈴も用意した。

 県内外のサテライトショップ14店でも同時期に開催し、菓子類を扱う。同店の通販サイトでは、北海道の人気商品が買える。

 会期は25日まで。担当者は「旅行や外食が難しい中、北海道の味を自宅でゆっくり楽しんでほしい。販路確保に苦しむ業者の応援にもつなげたい」と話す。

三越50店 非常用扉を開放

 仙台三越本館7階ホールで5月5日まで開催中の「北海道 味覚の祭典」は、例年より約10店少ない約50店が並び、海鮮弁当や肉加工品、果物や乳製品を生かしたスイーツなどをそろえる。

 会場内は通路を2メートル以上に広げて混雑を緩和。非常用扉も開けて換気を徹底している。毎日午後1時と4時に「クリーンタイム」を設け、出店者自ら接客の合間に各ブースの消毒作業に当たる。担当者は「安全に安心して買い物できることを主眼に置いた会場で、北海道ならではの食を満喫してほしい」と話す。

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