初ガツオ 東北へ 小名浜港に水揚げ、大型そろう

小名浜港に今季初めて水揚げされたカツオ=23日午後2時30分ごろ、いわき市

 福島県いわき市の小名浜港に23日、今シーズン初めてカツオが水揚げされた。水揚げが遅れ気味だった近年と比べて1カ月ほど早い初水揚げに港が活気づいた。

 水揚げされたのは、地元の酢屋商店が所有する巻き網漁船団が東京・八丈島の北西約60キロの沖合で22日に取った約8トン。10キロを超える大型が多く、1キロ当たり500~600円で取引された。

 東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県内の漁業は厳しい局面が続くが、同社の野崎太取締役(38)は「最初のカツオを小名浜に水揚げできたことがうれしい」と話した。

 市の2020年のカツオ水揚げ量は275トン(確定値)。東日本大震災と原発事故の影響で、震災前(10年)の約5・2%にとどまった。

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