南三陸署の新庁舎完成、高台から町見守る

 東日本大震災の津波で全壊し、移転新築した宮城県警南三陸署の落成式が23日、南三陸町志津川新井田の現地であった。関係者約30人が出席し、テープカットをして完成を祝った。

 新庁舎は鉄筋コンクリート3階で延べ床面積1969平方メートル。海抜20・4メートルの高台に位置する。総事業費約17億5000万円。72時間稼働可能な非常用発電機などを備え、3月22日から業務を始めている。

 武田一宏署長は式典で「新庁舎はあらゆる面で機能強化が図られた。町の復興を支え、安全で安心できる地域社会を創出する」とあいさつした。

 志津川塩入にあった南三陸署は津波に遭い、歌津、清水、戸倉の駐在所も流された。2011年10月から沼田地区の仮設庁舎で業務に当たっていた。

 県内で再建していない警察施設は岩沼署管内の閖上駐在所だけとなった。

関係者がテープカットして新庁舎落成を祝った
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