弘前大、看護学生を助手に雇用 コロナ禍の経済支援

 弘前大は26日、保健学科看護学専攻の学生を、医学部付属病院の看護助手として雇用すると明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同大は、学生が飲食店などでアルバイトすることを制限しており、経済支援の一環として実施する。

 業務は夜間の入院患者の見守りや病室内の消耗品の補充などで、患者と接触する仕事は行わない。学業に支障が出ないよう、勤務時間は平日午後6~10時、休日午前7~11時に設定。就労時間は1週間で最大16時間とした。大型連休明けから勤務する。

 看護助手としての雇用は、新型コロナ流行で繁忙を極める看護職員らの負担を軽減する狙いもある。学生の給与は、看護助手の配置で加算される診療報酬を充てる。16日現在で、2年生15人、3年生3人の採用が決定。50人程度まで随時募集する。

 同病院によると、こうした取り組みは全国的にも珍しく、他に実施しているのは東北大病院だけという。

 福田真作学長は26日の定例記者会見で「経済支援としてだけでなく、先輩看護師とコミュニケーションを通し、就学意欲向上にもつながればいい」と期待した。

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