ノンアルのクラフトビール 緊急発売 首都圏の飲食店を「支援」

世嬉の一酒造が緊急発売したノンアルコールビール

 クラフトビール「いわて蔵ビール」で知られる岩手県一関市の世嬉の一酒造は4月30日、業務用ノンアルコールクラフトビール「禁酒時代のヒール」を緊急発売した。新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言で、酒類を提供しないよう要請されている首都圏の飲食店の求めを受けて商品化した。
 首都圏の飲食店から「酒類の代わりに出したいが、ノンアルコール飲料が足りない」などといった問い合わせを受けたのがきっかけ。10年ほど前から試験的な販売を重ねていたノンアルコールビールを急きょ800リットル製造し、30日に関東、関西にある15の取引先へと発送した。
 味わいは大麦の苦味とリンゴ果汁の甘味が調和しているのが特徴。ビール党にも一定の納得感を与えられる仕上がりだ。
 商品名は「飲酒自粛ムードの中でビールもヒール(悪役)になってしまっている」とのジョークになっている。佐藤航社長は「苦しんでいる飲食店を少しでも応援できるように、しばらくの間製造を続けたい」と話した。
 価格は非公表。10リットル、15リットルの2種類のたるで業務用に販売している。一関市にある世嬉の一酒造の直営飲食店では330ミリリットルのグラス入りで550円で提供している。連絡先は世嬉の一酒造0191(21)1144。

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