宮城県は2020年県民意識調査の結果を公表した。新型コロナウイルス感染症の心理的影響を反映し、「安心できる地域医療」の満足度は45・9%で19年の前回より3・3ポイント減り、「雇用の維持・確保」の重要度は68・0%と3・6ポイント増えた。東日本大震災からの復旧・復興が「進んでいる」は65・8%(前回比4・5ポイント増)で、5年連続で過去最高を更新した。
地域医療の評価は「満足」が7・3%(1・5ポイント減)、「やや満足」が38・6%(1・8ポイント減)。二つを合わせた満足度の下げ幅は全24分野で最大だった。
圏域別の満足度は登米が40・0%と最も低く、塩釜や利府など14市町村で構成する仙台は43・1%、栗原は46・5%。
雇用の維持・確保は「重要」が30・9%、「やや重要」が37・1%。重要度は白石など9市町の仙南、仙台の両圏域が7割に達し、残る5圏域も60%を超えた。
震災復興は「進んでいる」「やや進んでいる」の合計が初めて全7圏域で60%を突破。仙台の72・5%(13・7ポイント増)、仙南の69・2%(8・8ポイント増)が県平均を押し上げた。大崎(66・0%)は1・0ポイント、栗原(61・7%)は1・3ポイントそれぞれ減少した。
「海岸・河川などの県土保全」は沿岸、内陸ともに不満度の1位だったが、沿岸では満足度の5位にも入った。被災地のインフラ復旧が一定程度評価された半面、台風や豪雨といった大規模災害が頻発し、ハード整備の必要性が意識されているとみられる。
全県で満足度が最も高かったのは「大津波などへの備え」(55・1%)。「道路、港湾、空港など交通基盤の確保」(54・0%)、「未来を担う子どもたちへの支援」(49・4%)と続いた。
調査は20年11、12月、県内在住の18歳以上の男女4000人を対象に実施。白紙などを除き、2190人(54・8%)から有効回答を得た。
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