栗駒山麓で岩石崩落 栗原の県道通行止め

栗駒山へ向かう県道で発生した崩落の現場=4月26日午前、栗原市栗駒沼倉(宮城県北部土木事務所提供)

 栗原市栗駒沼倉の県道築館栗駒公園線の栗駒ダム-行者滝間で4月24日に岩石崩落が発生し、通行止めになっている。宮城県北部土木事務所栗原地域事務所によると、さらに崩落する可能性があり、復旧には時間がかかる見通し。現時点で通行止め解除のめどは立っていない。
 栗駒山への往来は、市道馬場駒の湯線を利用することになる。市道は岩手・宮城内陸地震でも迂回(うかい)路になった。
 同事務所によると、崩落は4月24日夜、行者滝の東約1・5キロメートルの地点で発生した。高さ約70メートル、幅約60メートルにわたり、大量の岩石が雪崩よけの覆いの上に落ちた。
 この場所では、岩手・宮城内陸地震でも大規模な崩落があったという。県の担当者は「風化が進み、さらに崩れそうな部分がある。調査と工事に時間を要しそうだ」と説明する。
 栗駒山は今月16日が山開きで、これから本格的な観光シーズンを迎える。栗原市はバスが市道を往来できるよう整備を進めており、2日までに作業を終える予定。
 新湯温泉くりこま荘の若おかみ南寿美恵さん(46)は「迂回路は県道よりも新緑と栗駒山がきれいに見える。10分ほど多く時間がかかるが、山の景色を楽しんでもらえたらうれしい」と呼び掛ける。

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