宮城のコロナ死者、4月に急増 60代以上が6割超

宮城県内でも高齢者へのワクチン接種が進む

 新型コロナウイルスの感染急拡大により、宮城県内で患者の死亡が相次いでいる。4月の死者は34人で、累計(66人)の5割を超えた。変異株の影響を指摘する声もあるが、県は「科学的根拠は得られていない」と説明。4月は高齢者施設のクラスター(感染者集団)が9件が発生するなど、「高齢者の感染者が多かったことも一因ではないか」と推測する。

 県内では昨年5月に初の死者が出て以降、今年3月まで月0~8人で推移。3月31日に1日の新規感染者発表が過去最多の200人となるなど、直近の感染急増に伴い死者も増えた。

 4月の死者34人のうち、60代以上は62%に当たる21人、非公表は13人。4月に判明した60代以上の感染者は全体の34%(30日午前時点)で、高齢者は重症化しやすい傾向が表れている。

 一方、感染者に対する死者の割合は30日時点で0・82%。29日時点で1%を切るのは全国で5県。最も高いのは福井県の3・78%。

 村井嘉浩知事は26日の定例記者会見で「しっかりとした医療ケアができていると自負していいと思う」と述べた。

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