今回は3月に実施された2021年度公立高入試の出題傾向を紹介したい。
国語は配点が変わった。漢字が20年度より2問減り、古典分野が1問増えた。小説文では五輪、説明文はスマートフォンを使ったコミュニケーションがテーマで、社会の動きが反映された。
数学は例年通りの出題だった。平均点は20年度に比べ3・1点上昇し、少し易しくなったと言える。ただ問題文の量が多く、難しく感じた生徒もいただろう。文章題の正答率と解答スピードを高めるには国語の読解力も必要だ。受験生は早めに対策に取り組もう。
英語は第4問に特徴が出た。「コンビニエンスストアの24時間営業」について4人の意見を読んで解答する。4人がそれぞれ何を言っているのか、要点を整理する必要があった。日頃から英語長文を読む際に簡単な要約を習慣付けると、読解の実力が高まる。
理科は例年通り、実験についての考察が中心だった。実験の目的や結果、そして結果を基にした考察を文章で表現する力が求められる。単に語句を暗記するのではなく、文章にまとめることが必要な問題にたくさん触れ、知識の定着と表現力の向上を図ろう。
社会の平均点は63・1点。5教科の中で最も平均点の変動が大きく、20年度より15・3点上昇した。歴史分野と公民分野では資料からの問題が多かった。ニュースで頻繁に報道されるテーマは出題される可能性があるので、学習の優先順位を高く設定するといい。
思考力・判断力・表現力を問う問題は増加傾向にある。いずれの教科も、自分の考えを自分の言葉でまとめる練習が欠かせない。新受験生は来春に向けて早速、過去の入試問題を確認してみよう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)
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