「クマガイソウ」お待たせしています 絶滅危惧種、見頃は連休明けに

クマガイソウの群生地=2日

 福島市松川町の水原地区で間もなくクマガイソウが開花の時期を迎える。群生地は23日まで一般公開されている。

 クマガイソウは、環境省の絶滅危惧種に指定されているランの一種。開花すると、袋状の白地の花弁に赤紫の筋模様が入り、遠目には薄紫に見える。

 群生地は杉林の遊歩道を500メートルほど上った場所にあり、約3万5000~4万株が斜面を覆うように自生している。広さは約3000平方メートルと国内最大規模。今年は例年よりも開花が遅れていて、10日前後が見頃になる見込みという。

 群生地は地元住民らによるボランティア団体「水原の自然を守る会」が約20年前から管理する。鈴木孝会長(66)は「住民が大切に手入れしてきた。見事な景色をぜひ見に来てもらいたい」と話し、新型コロナウイルス感染対策を施しながら、来場を呼び掛ける。

 入場には保護活動協力金300円(中学生以上)が必要。連絡先は同会024(567)5515。

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