長井市新庁舎、駅舎と一体 まちづくりの中核担う

駅舎と一体化した長井市役所。手前が長井駅、奥が市庁舎(長井市提供)

 山形県長井市役所新庁舎が完成し、6日に業務を開始する。全国で初めて鉄道駅と一体化した市役所として建設された。将来の人口減少を見据え、コンパクトシティー型のまちづくりの中核を担う。

 新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート一部4階で延べ床面積約8700平方メートル、敷地面積は約1万5700平方メートル。北側の半分を占める山形鉄道フラワー長井線長井駅の駅舎を含め、南北約170メートルに及ぶ細長い構造となった。総事業費は約54億円。

 駅舎と市庁舎は内部で行き来できる。幅広い市民の利便性を考慮し、市内7カ所に分散していた市役所機能を集約した。ホールや研修室は災害時の一時避難所として活用する。

 4月26日に完成式があり、内谷重治市長が「新たな市の玄関口となる。業務の効率化を図り、市民に快適なサービスを提供したい」と述べた。

 新庁舎を含む市中心部エリア約56・3ヘクタールでは今後、国の財政支援も受け、公立置賜長井病院の改築や、市立図書館と子育て支援センターの機能を兼ね備えた複合施設の建設が予定されている。

 市の担当者は「人口減少が進む中で都市機能の集約が必要。安全性と利便性の高いまちづくりを進めていく」と話す。

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