図書館に「イナバウアー」壁画 荒川静香さん出席、7月お披露目

イナバウアーを披露する荒川さんを描くあいはらさん

 7月1日に開館する宮城県利府町森郷の町文化交流センター「リフノス」内の町図書館の一角に、フィギュアスケートの2006年トリノ冬季五輪女子金メダリストの荒川静香さんの成長過程を描いた壁画が完成した。荒川さんも出席する予定のオープニングセレモニーで披露される見通し。
 壁画は仙台市出身の絵本作家あいはらひろゆきさん(59)がアクリル絵の具で描き、4月9日に制作を終えた。児童に読み聞かせを行うドーム状の部屋(高さ約4メートル)の壁に、荒川さんの幼少期から、トリノ五輪で代名詞となった技「イナバウアー」を披露するようになるまでを愛らしいタッチで表現した。
 描かれた絵は、今秋出版されるあいはらさんの絵本「しーちゃんとツリー」の一部にも収められる。小学校高学年から東北高を卒業するまで利府町で暮らした荒川さんが、自宅庭に植えられていたマツ科の「ドイツトウヒ」とともに成長していく様子を描いた作品という。
 荒川さん方にあったドイツトウヒは、新施設のシンボルとして正面玄関に移植される予定。こうした縁などから町があいはらさんに壁画の制作を依頼した。
 あいはらさんは「訪れた子どもたちが荒川さんのように自分の目標の実現に向かって成長することを願っている」と語った。

荒川さんの幼少期も描かれた

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