独立した研究環境、助教に提供 東北大が若手支援強化

 東北大は博士の学位取得から間もない研究者が、自由な発想で独創的な研究を進めるための支援策を発表した。新領域を切り開く可能性のある研究に挑戦する助教に独立した研究環境を提供する「プロミネントリサーチフェロー制度」の創設などを盛り込んだ。
 このほか、若手の声を大学運営に反映させるための若手研究者と総長による定例懇談会や、学生評議員の創設なども内容。若手研究者に自立した研究環境を与えて経験を積ませ、専任教員となる機会を提供する「テニュアトラック制度」は、各部局ごとに選考過程を明文化したガイドラインを定める。
 東北大は領域横断的な研究を通じて研究者を育てる「学際科学フロンティア研究所」を創設するなど、若手支援に力を注いできた。博士の学位取得後15年以下を対象にした2020年度の科学技術振興機構(JST)の創発的研究支援事業に全国最多の27件が採択されるなど、トップクラスの実績を挙げている。
 東北大は支援策の発表とともに「若手研究者が躍進する大学」を宣言した。小谷元子研究担当理事は「研究第一を掲げる大学として、努力と成果が将来の道筋につながるようにしたい」と話す。

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