東北地方の豊かな食材が改めて注目されている。新型コロナウイルスの感染拡大は収束が見通せず、自宅で食を楽しむ巣ごもり需要が衰えない。食材の王国を盛り上げる生産者や店を訪ね、お取り寄せ商品を紹介する。
「シンプルに焼いて食べるのが一番おいしい。青臭さや苦味、えぐみを感じず、甘味がある」。会津よつば農協喜多方営農経済センター(福島県喜多方市)の矢吹敏彦営農販売課長は、自信を持って地場産グリーンアスパラガスに太鼓判を押す。
最盛期となる4~6月期の会津よつばの生産量は2021年に302トンに上った。東北でトップクラス、全国で上位10位以内に入る一大生産地だ。
旬の現在、アスパラガス目当てに喜多方市の直売所を訪れる観光客や発送の申し込みが多い時季だが、今年は4月の気温が低く、霜の被害も発生、出荷量が減って価格も高くなった。直売所で1人の購入数を制限せざるを得ない残念な状況となっている。
市内のアスパラガス生産は、50~60年前に数人が取り組んだ缶詰用ホワイトアスパラガスが始まりだった。会津よつばの前身の旧会津いいで管内の生産農家は今では300人近くに拡大した。
同市慶徳町豊岡の岩崎茂治さん(69)は栽培歴14年、ハウスと露地を合わせて61アールで生産している。「観察力が大切。病害虫の被害を見逃さず、早め早めの対処を心掛けている」。良質のアスパラガス生産に向けて気が抜けない毎日を送る。
生産の歴史の中でさまざまな品種に挑戦し、近年は4色アスパラガスが登場した。同じ会津地方の南会津町田島などではグリーン、ホワイトなどのほか、パープル、さくら色も生産しており、見て味わってみたくなる。
[メモ]グリーンアスパラガスの宅配は会津よつば農協の喜多方営農経済センターで受け付けている。1箱1キロ入りが送料と代引き手数料を含めて4000円。届くのは、6段階あるA級の中で上から3番目の等階級となるL4サイズ、本数の目安は25~30本。等階級1位の3Lは1本の太さ、重さが際立ち、主に首都圏の飲食店に出荷される。連絡先は同センター0241(23)2288。
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