樹齢430年「子平町の藤」 2年ぶり公開

薄紫色のカーテンのように花房が広がる藤棚=4日午前10時30分ごろ、仙台市青葉区

 仙台市青葉区子平町の市指定天然記念物「子平町の藤」の一般公開が4日、始まった。樹齢430年近い藤の甘い香りがほのかに漂い、訪れた人たちを魅了した。7日まで。

 千田文彦さん(77)方の藤は、朝鮮に出兵した仙台藩祖伊達政宗が1593年に持ち帰り、千田さんの先祖が譲り受けたとされる。約300平方メートルの藤棚には、淡い紫に色づいた長さ80~100センチの花房が垂れていた。例年より10日ほど早く開花し、現在は五、六分咲きという。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止に追い込まれ、2年ぶりの公開となった。来場者に手指の消毒やマスクの着用を求めたほか、観賞ルートを一方通行にする感染対策を講じた。

 青葉区の会社員高橋充さん(41)は「天候に恵まれ、藤の紫が色鮮やか。コロナ下でも気持ちが晴れやかになった」と語った。

 一般公開は各日午前10時~午後4時。入場無料。市バスの子平町・寿徳寺前から徒歩1分。

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