<津波訴訟 遺族の思い>(下) 白黒よりも「納得」を選ぶ
白黒つける判決ではなく、和解でわだかまりに区切りをつけた遺族がいる。
東日本大震災で息子を亡くした福島県新地町の町議寺島浩文さん(58)。緑の蛍光マーカーと赤いボールペンで線を引いた和解文書を慈しむようになぞり、つぶやいた。
「高裁は重要な点を盛り込んでくれた」
津波で宮城県山元町の常磐山元自動車…
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