<証言>校舎残し街が消えた 仙台・荒浜小、救助までの27時間 東日本大震災10年
東日本大震災で仙台市若林区の荒浜小(2016年3月閉校)には高さ4・6メートルの津波が押し寄せ、4階建て校舎の2階の床上40センチまで浸水した。辺り一面は黒く濁った海と化し、児童と教職員、避難住民の計320人が孤立した。不安と寒さに襲われながら励まし合い、救助を待った27時間を関係者の証言で振り返…
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