2021年度の公立高入試は、新型コロナウイルスの影響がどの程度みられるかが焦点の一つだった。教科によっては出題範囲が狭くなったり、前年度に比べて明らかに易しくなったりしており、手心が加えられたようにも感じる。
宮城県の公立高入試は20年度入試から前期日程と後期日程が一本化され、一発勝負になった。これにより1月20日前後に発表される出願希望調査を見て、1カ月後の本出願では志望校を変更する動きが確実に存在する。
例えば、人気が高く例年高倍率になっていた仙台一や仙台三の普通科はここ2年、出願希望調査で1・5倍を超えても本出願では1・2~1・3倍程度に落ち着いている。
一方、宮城一の普通科の倍率は1・5倍前後と、以前と比べて高めに出ている印象だ。男子は旧女子校を敬遠しがちで倍率が低迷していた時期もあったが、ここ数年は志願する男子の数が確実に増えていると思われる。
この傾向が今後も続くとは断言できないが、公立高の入試が一本化されたことで、以前とは違う動きになっているのは間違いない。
ここ数年感じるようになったのは、公立志向が強かった宮城県でも私立に魅力を感じている家庭が増えていることだ。私立を選ぶことの障壁の一つに授業料の高さがあったが、年収590万円未満の世帯を対象とした私立高の実質無償化をはじめ授業料の減免措置が拡充され、その障壁はほぼ消えたとみてよい。
大混乱となった大学入試改革のこともあり、大学まで含めて早めに進路を決めたいと思う生徒や家庭は確かに存在する。この傾向は今後も続くものと考えられる。
(河合塾NEXT本町中学専門館・進藤誠)
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