仙台のN501Y変異株55%に 3~8日検出分

 仙台市は8日、新型コロナウイルス「N501Y」変異株の検査状況を公表した。患者の陽性判明日を基に週単位で集計した検出割合は、4月下旬から急上昇し、今週(5月3~8日)は55・6%に達した。N501Yは感染力が強いとされ、市は拡大を警戒する。

 市によると、検出割合の推移はグラフの通り。新規感染者の検体のうち、ウイルス量が多い検体を市衛生研究所(若林区)や民間検査機関で分析する。変異株の検査数は一定でないものの、検出割合は右肩上がりで推移している。

 N501Yが市内で最初に検出されたのは3月22日の週。4月5日の週までは検出ゼロか1%前後だったが、12日の週に13・5%に上昇し、26日の週には46・7%まで跳ね上がった。

 N501Yは3月に大阪府などで拡大し、感染者の爆発的増加につながった。東京都は「E484K」変異株の割合が多かったが、N501Yに置き換わり感染が急拡大する。仙台市も当初はE484Kが中心だったが、置き換わりが進んでいる可能性がある。

 市感染症対策室の中道由児室長は「感染拡大地域と同様、N501Yが目立ち始めた。検出率の高さを見ても注意を要する状況にある。感染対策の徹底をお願いしたい」と語った。

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