鎮魂の青、空高く 東松島で2年ぶりこいのぼり

震災で犠牲になった子どもたちの鎮魂を願って掲げられた青いこいのぼり=9日午後1時ごろ、東松島市大曲

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市大曲地区で、犠牲になった子どもたちの鎮魂と復興を願う青いこいのぼり約700匹が掲げられ、大空を悠々と泳いだ。

 家族4人を津波で失った市職員伊藤健人さん(28)が、青いこいのぼりが好きだった弟の律ちゃん=当時(5)=を追悼しようと2011年に企画。全国から寄せられたこいのぼりを掲げる活動を続けている。

 昨年は新型コロナウイルスの影響でイベントは中止され、2年ぶりの開催となった。運営スタッフは抗原検査を行ったほか、来場者には手指の消毒や検温、マスクの着用を求めた。

 和太鼓演奏もあり、復興祈願の合同演奏曲「陸奥(みちのく)」が披露されると、来場者からは拍手が送られた。

 伊藤さんは「天国にいる家族には、たくさんの人に支えられて頑張って生きているよ、見守っていてねと伝えたい」と話した。

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