<とびらを開く>ラインダンス広める NPO法人J-PAL

ラインダンスの体験会=2020年10月、仙台市泉区中央市民センター
仙台市市民活動サポートセンターであったセンター開館20周年イベントで、会場を盛り上げるJ―PALのメンバー=19年6月

 NPO法人J-PAL(仙台市)は、ラインダンスの普及活動と指導者養成を目的に2006年から活動を始め、16年に法人化しました。代表理事の元木節子さんにお話を伺いました。

 ラインダンスと聞くと横一列に並んで肩を組み、足を高く上げるダンスを思い浮かべるかもしれません。ここでいうラインダンスは縦横に整列し、カントリー、ポップス、オールディーズなど幅広いジャンルの音楽に合わせ、短い振り付けを四方に向きを変えながら繰り返し踊るダンスのことです。

 激しい踊りではなく、老若男女問わず踊ることができます。振り付けは世界共通なので、外国の方とも一緒に踊ることができます。

 J-PALは宮城県内各地で主にシニアや子育てママ向けに活動。託児付き講座や体験会のほか、災害公営住宅、老人介護施設、地域のお祭りでの出前講座も開催しています。

 ラインダンスは全員同じ振り付けですが、全員の動きをぴったりそろえるのは難しい。だからこそ講座の参加者は「動きがそろうのが楽しい」と口々に話すそうです。

 そろえるためには顔を上げ周囲を見ることが必要です。すると自然に姿勢が良くなり、見た目も若々しく、気持ちも前向きになります。元木さんは「心身が健康であることは、生きていくうえで大事なこと」と考えています。

 ラインダンスは、新型コロナウイルス対策でマスクを着けたままでも踊ることができます。他の人と手をつなぐなど接触もありません。J-PALは講座や体験会の際、会場の音漏れに気を付けながら、休憩時間に換気をして対策をしてきました。

 昨年に続いて今春もコロナ禍で講座などの会場施設が使えず、がっかりしたという元木さん。ですが「また元気に再会(再開)できるよう今を乗り切る」と背筋を伸ばし先を見据えます。

 コロナ禍でも人と一緒に無理なく運動できるのも、ラインダンスの良い所だと思いました。これから何か始めたい人、コロナ禍でストレスや運動不足が気になる人にお勧めです。
(NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター 菅野祥子)

◎参考情報
NPO法人J―PAL(Japan Professional Academy Of Line Dancers)
ホームページ https://jpalnpo.wixsite.com/jpal
フェイスブック https://ja-jp.facebook.com/jpalmotoki/

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