東京都内に町単独で出店する全国的にも珍しい山形県河北町のアンテナショップ「かほくらし」が4月、全面リニューアル開業した。新型コロナウイルス禍でも2020年の売り上げが前年比増となったのを追い風に、巣ごもり需要に応える真空パックの総菜の取り扱いを開始。居酒屋風だった飲食スペースは、町特産のイタリア野菜を生かした創作料理が味わえるレストランに模様替えした。
店舗は東急電鉄三軒茶屋駅(世田谷区)に近い商業ビルの1階と2階の一部で、広さは計約90平方メートル。営業時間は午前10時~午後8時。1階は物販でイタリア野菜10~20種や生産量日本一のスリッパ、町産米など200品目以上が並ぶ。
2階の「かほくを旅するレストラン」(26席)は昼食に、郷土食「冷たい肉そば」(850円)や日替わり定食、サラダランチプレート(各1200円)を提供。ディナーコース(3880円)は14日に始める。1階に新設した地酒の飲み比べコーナーは、政府の緊急事態宣言が解除されるまで自粛する。
町村単独の都内アンテナショップは採算を取るのが難しく、東北では他に山形県飯豊町のおにぎり・弁当販売に特化した店舗が杉並区にあるのみ。
河北町は少子高齢化に伴う町内市場規模の縮小と、都内の百貨店や飲食店でスリッパやイタリア野菜が高評価を得ている状況を踏まえ、19年1月に出店した。
20年の売り上げは、前年比245万円増の4432万円と健闘した。コロナ禍で一時休業した飲食スペースの売り上げは3割近く減少した。一方、物販は新鮮なイタリア野菜や地酒約50種が外食を控える近隣住民、帰省できない村山地方出身者らの人気を集め、約6割増と好調だった。
全国の町職員の視察も多く、高塚浩子支配人(村山市出身)は「町の農商工関係者は、次の世代が地場産品を誇れるようにと知恵を絞っている」と強調。コロナ収束後は町訪問ツアーなどを企画し、首都圏との交流人口増に力を注ぐ。
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