国内最小カヤネズミの繁殖成功 仙台うみの杜水族館

餌を食べるカヤネズミの赤ちゃん(右)。左は親ネズミ(仙台うみの杜水族館提供)

 仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)は、国内最小のネズミ「カヤネズミ」の赤ちゃんが4月14日に2匹誕生したと発表した。約1カ月がたち、体長は3~4センチ、体重は推定6~7グラムに成長し、活発に動くようになったという。「広瀬川」の展示エリアで来館者にかわいい姿を見せている。

 昨年、いわき市の水族館アクアマリンふくしまから雄雌2組を譲り受け、このうち1組から2匹の赤ちゃんが生まれた。カヤネズミの繁殖成功は、うみの杜水族館では初めてとなる。

 2匹の性別は不明。人間の親指より小さく、背中の毛色はまだグレーに近い。大人になると赤茶色になる。誕生から2週間は巣の中に隠れていたが、最近は草の上で遊んだり、親と寄り添って眠ったりする様子が観察できるという。

 カヤネズミは、水田や河川敷などイネ科植物が密生する水気のある場所に生息する。国内では宮城県が北限とされ、個体数の減少から県はレッドリストで「要注目種」に指定している。

 水族館広報担当の板橋瑠花さんは「2匹のあどけない姿、かわいらしい動きを見てほしい」とPRする。

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