NHK連続テレビドラマ小説「おかえりモネ」の放映が17日、始まった。ロケ地の宮城県気仙沼、登米両市では関係者が集まり、テレビ画面で物語の始まりを熱心に見守った。
気仙沼市役所ワン・テン庁舎では、「合同ビューイング」があった。放送時間の午前8時に合わせ、市幹部や職員、ドラマで地域活性化を図る官民でつくる実行委員会メンバーら約50人が集まった。
主題歌に合わせてテレビに映る市内各所の風景や、気仙沼の島で産気づいた妊婦を船で本土に運ぶシーンを熱心に視聴。登場人物が話す宮城のなじみの方言にも表情を和らげ、放送が終わると拍手を送った。
清原果耶さんが演じるヒロイン・永浦百音(ももね)と年齢が同じという市農林課の村上耀平さん(25)は「今はないフェリー乗り場のシーンは懐かしかった。一度は気仙沼を離れ、再び帰るモネの心理がどう描かれるのか楽しみ」と期待した。
実行委員会の菅原昭彦副委員長(気仙沼商工会議所会頭)は「見慣れた風景が美しく感じられ、元気をもらえた。盛り上がりを外へ発信できるよう頑張りましょう」と呼び掛けた。
市内では放映期間中、気仙沼大島ウェルカム・ターミナル、海の市、「拓(ヒラケル)」、道の駅「大谷海岸」の4カ所で、午後0時45分からの放送を視聴できる場を設ける。
登米市登米町のとよま物産観光センター「遠山之里」では、「初回をみんなで見る会」が開かれた。
熊谷盛広登米市長ら約20人がドラマのロゴ入りジャケットを着て参加。ヒロインの「モネ」にちなみ、同市石越町の熊谷萌音(もね)ちゃん(2)の声に合わせ、放送直前に参加者全員で「スタート」と掛け声を上げた。
同市登米町の武家屋敷通りや北上川河川敷、同市迫町の長沼フートピア公園などがテレビ画面に映ると、参加者から「おおっ」「また登米の場面だ」などと声が上がった。放映が終了すると大きな拍手が起きた。
制作スタッフから森林に関する考証の相談を受けた登米町森林組合の竹中雅治さん(54)は「山主と組合の関係など、森林組合事務所の微妙な雰囲気まで再現されていて驚いた。久々に明るいニュースで気持ちが軽くなった」と話した。
ロケ地の一つでもある市教育資料館(同市登米町)では「おかえりモネ展」がスタートした。収録の様子を撮影した写真や主演の清原さんが着用した衣装などを展示している。開催期間はドラマ放送終了まで。入場無料。
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