クリニックに電話殺到 仙台、個別接種予約スタート

着信が途切れない携帯電話を手に、接種予約をノートに書き込む看護師=17日午前8時30分ごろ、七郷クリニック

 仙台市の65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種のうち、個別接種の予約受け付けが17日、市内の各医療機関で始まった。かかりつけ医での接種を希望する高齢者がいち早く予約しようと、クリニックなどには電話が殺到した。接種開始は31日。

 若林区荒井3丁目の「七郷クリニック」では、午前8時半に専用電話で受け付けを開始すると、途切れることなく着信が続いた。予約対応のため採用した看護師が対応し、40分後に初日の30人分がほぼ埋まった。

 クリニックは来院による混雑を避けるため、予約は電話に一本化した。インフルエンザワクチンの年間接種実績から、高齢者の受け入れは計1000人と想定する。

 阿部基院長(63)は「ワクチンが余らないようにするため、キャンセルが出た時に接種できる人をリスト化したい」と話した。

 個別接種を実施する医療機関は市内420カ所。電話やインターネット、来院など予約方法は医療機関ごとに異なる。

 集団接種は市民センターなど22カ所で6月12日に開始する。予約は75歳以上を優先し、5月31日から市の専用コールセンターか特設サイトで受け付ける。市と宮城県、東北大による大規模接種も5月下旬に始まる見通しで、予約方法や接種会場などを近く発表する。

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