新型コロナウイルスの「N501Y」変異株を調べる宮城県と仙台市の抽出検査で、10~16日に判明したコロナ感染者の陽性率が91・0%に達したことが18日分かった。国立感染症研究所は全国的に従来株から感染力が強いN501Yにほぼ置き換わったと分析。県の担当者は「マスク着用などの感染予防策をより徹底してほしい」と警戒を呼び掛ける。
県内の状況を週ごとにまとめたN501Yの陽性率と新規感染者数はグラフの通り。県内では3月上旬に発症した感染者から同18日、初めて確認された。
新規感染者のピークだった3月下旬から4月上旬の陽性率は10%以下だったが、4月26日~5月2日に前週比36・2ポイント増の49・1%と急上昇。3~9日に55・3%、10~16日には91・0%に跳ね上がった。
1月1日~5月16日に県と仙台市は2001人分の抽出検査を実施し、238件のN501Yの陽性が分かった。陽性率は11・9%。
N501Yが確認された検体を感染研に送り、詳しく調べた結果、県内でこれまでに判明した検体は英国株のみで、南アフリカ株やブラジル株は確認されていない。英国株は従来株よりも1・3倍感染力が強く、重症になるリスクも1・4倍と推定されている。
政府は変異株検査の抽出割合を40%程度とするよう求めている。10~16日の抽出率は39・9%(県47・3%、仙台市30・7%)。
一般的にウイルスは増殖や流行を繰り返す中で少しずつ変異する。国の監視対象に新たに加わったインド株の影響も懸念されており、県は検査体制の充実を図るため、遺伝子解析の実施に向けて東北大と協議を進めている。
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