仙台市長、時短要請の延長示唆 「下げ止まり 安心できない」

郡和子仙台市長

 郡和子仙台市長は18日の定例記者会見で、31日に期限を迎える酒類提供の飲食店への時短要請に関し「現在はステージ3相当の指標が2相当に下がり、それが継続する感染状況にならなければ(解除は)なかなか難しい」と述べ、延長もあり得るとの認識を示した。

 郡市長は新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が解除され、1週間がたった感染状況を「新規感染者は下げ止まりの状態で、くすぶっている。病床使用率も高い状況が続く。決して、安心できるレベルではない」と分析した。

 県によると、16日時点で県内の確保病床使用率(全入院者、重症者)、直近1週間のPCR検査の陽性率は、いずれもステージ3に相当する。郡市長は指標が現状のままでは、解除基準を満たさないかとの質問に「その通りだ」と答えた。

 ただ、時短要請を延長する場合は「営業時間をどうするかなど選択肢はいくつか持っている」と語り、感染状況を踏まえ、一定の緩和も検討すると説明した。

 「N501Y」変異株に関しては「直近データによると(検査数の)9割以上で確認された。従来株からほとんど置き換わったと理解している」と強調。「大阪府や北海道のように、爆発的感染に結び付きかねないと緊張感を持っている」と危機感をあらわにした。

 17日に始まった高齢者のワクチン個別接種の予約受け付けについては「『大きな混乱はなかった』と報告を受けた。それぞれに苦労はあったと思うが、比較的落ち着いて予約が取れたのではないか」と話した。

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