仙台市電、「昭和」をまといお出迎え 西武園ゆうえんち

エントランス前に置かれ、来園者を昭和レトロな世界観にいざなう旧仙台市電車両

 旧仙台市電車両を目玉アイテムの一つにした西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)が19日、全面リニューアル開業する。エントランス前に置かれた旧車両や、1960年代の下町商店街を再現した園内が、18日に報道関係者に公開された。

 旧車両は「東京都電カラー」として親しまれた赤の横ラインが入ったクリーム色に塗装され、来園者を昭和の雰囲気にいざなう。自由に車内に入ることができ、運転台やロングシートの座席を見学できる。

 須賀川市出身の映画監督円谷英二(1901~70年)らが生み出した特撮映画の怪獣「ゴジラ」が、「キングギドラ」と目の前で激闘を繰り広げる「ゴジラ・ザ・ライド」など、新たに2エリアもお目見えした。

 マーケティング課の工藤真一さんは「親子3世代で楽しめる人情味あふれるテーマパークに生まれ変わった。新型コロナウイルスが収束したら、宮城県内からも懐かしい車両を見に来てほしい」と期待する。

 車両は52年7月製造。76年3月末の仙台市電廃止後、長崎市内で運行した最後の1両。2019年3月末に現役を引退し、長崎電気軌道(長崎市)が今年2月、同ゆうえんちに譲渡した。

西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)
旧仙台市電の車内。来園者が自由に中に入ることができる
高台に立つ映画館をモチーフにした園内の新たなランドマーク「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」

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