仙台の時短解除、週末に判断 知事「もう少し様子見たい」

村井嘉浩宮城県知事

 新型コロナウイルス対策の一環として、仙台市内の酒類提供店などに31日まで要請している時短営業要請に関し、村井嘉浩宮城県知事は24日の定例記者会見で、今週末に対策本部会議を開き、対応を協議する方針を明らかにした。確保病床使用率やワクチン接種の状況を踏まえ、時短要請の期間を延長するかどうか判断する。

 村井知事は30人前後で推移した先週の県内感染状況を「高値安定」と表現。政府の指標で、重症者を除く確保病床使用率がステージ3のまま下げ止まっていると指摘し、「(延長するかどうか)正直、まだ分からない。もう少し様子を見たい」と言葉を選んだ。

 県は東日本大震災から10年を迎えた3月前後、県外を含めた人の流れの増加が感染急拡大の一因と分析。5月の大型連休の影響について知事は「県民も自粛してくれ、心配していたような影響は出ていない」と話した。

 県は時短要請に従わない酒類提供店に対し、協力店との公平性の観点から、全国初の過料に踏み切った。村井知事は現在も協力していない店の経営の窮状に理解も示した上で「お客が減っている犠牲者でもある。(時短要請で)店の主権をある程度侵害している」と述べ、これ以上の措置は考えていないと説明した。

 仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)では、現職の郡和子市長の再選出馬が確実視され、自民党の菊地崇良市議が対抗馬として立候補する意思を固めている。

 村井知事は「郡氏が出るかどうかで状況が変わる」と解説。菊地氏への支援で一本化していない自民党内の議論には「特に申し上げることはなく、県連と市連が意見調整し、候補者をどうするか決めればいい」と淡々と語った。

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