高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種を加速させようと、山形県内の自治体が工夫を凝らしている。予約の代行から交通手段の確保、医療関連でない施設での集団接種など方策はさまざま。菅義偉首相が掲げる7月末の接種完了に向けて知恵を絞る。
米沢市は同市の結婚式場グランドホクヨウを集団接種会場に加え、6月4日に予約受け付けを開始する。披露宴などに使用する大広間を活用。7月25日までの土、日曜に1日当たり最大774人に接種する。
同市では国立病院機構米沢病院など3カ所での集団接種の予約受け付けが既に終了した。市の担当者は「駐車場が確保でき、学生アルバイトら式場スタッフを会場誘導に充てられる」と選んだ理由を説明する。
天童市は今月11日から、インターネットや通信アプリLINE(ライン)の使用が難しい高齢者向けに予約代行のサービスを実施する。市内各地区の公民館、市健康センターの窓口に置かれた用紙に必要事項を記入して申し込むと、市職員が予約を取って接種日を伝えてくれる。既に5000件以上の申し込みがあったという。
鶴岡市は26日から接種会場へバスでの無料送迎を行う。観光用などの大型バスを使って1日最大240人を輸送する。感染予防のため定員は半分とする。「移動手段がない高齢者の利便性を考慮した」と担当者。既に30日までの予約受け付けを終了している。
尾花沢市は接種予約と同時にキャンセル待ちも受け付ける。キャンセル発生でワクチンが余った場合、市が当日中に登録者に電話で連絡して会場に来てもらう。常時40人ほどが登録し、実際に接種も行われている。
山形市は26日からコールセンターでの予約受付日を「94歳以上」、翌日は「93歳以上」などと1歳刻みで振り分けて電話をつながりやすくする。村山市は指定の日時や会場で予約不要で接種できるようにする。
首相官邸サイトによると、23日時点の山形県内の高齢者の接種回数は4万2135回。東北では福島に次いで多い。県新型コロナワクチン接種総合企画課の担当者は「各市町村の現場で職員が頑張っているおかげ」と話す。
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