大谷海岸に砂の七福神 震災後初の海水浴場 開設へ

七福神の砂像の前で記念撮影する親子

 今夏、東日本大震災後初めて海水浴場が開設される予定の気仙沼市本吉町の大谷海岸に6日、国内外で活躍する砂の彫刻家保坂俊彦さん(47)=秋田県生まれ=が制作した砂の像がお目見えし、訪れた親子連れらを楽しませている。

 像は「七福神と宝船」。高さと幅が2メートル、重さ5トンの砂で5日間で造った。七福神の柔和な表情や琵琶の弦、タイのうろこなどを精緻に表現。船の脇には道の駅「大谷海岸」のシンボル・マンボウが顔を出す。
 家族で訪れた津谷小3年の森谷秋都君(8)は「砂とは思えない出来で驚いた。『宝』の文字がすごい」と笑顔だった。
 砂像は同日あった「砂の造形大会」(大谷里海=まち=づくり検討委員会主催)に合わせて制作された。大会には親子連れら約60人が集まり、協力して大きな亀やカニの砂像を造った。
 検討委員会会長の村田興(こう)さん(50)は「海水浴場開設は感慨深い。子どもが砂浜に親しみながら成長できる場所にしたい」と話した。砂像は2~3カ月ほど楽しめるという。

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