<とびらを開く>暮らし彩る花育てる 野々島ラベンダーjk&b

ボランティアグループ会員手作りのウッドデッキ=5月、野々島
グループの会員が草刈り作業をする野々島のラベンダー畑=5月

 塩釜市浦戸諸島のほぼ中央に位置し、面積0・56平方キロメートル、人口約60の野々島。ここでボランティア活動を続けているのが同市のグループ「野々島ラベンダーjk&b」です。2006年春以降、地元NPOからラベンダーを中心とした植栽活動を引き継ぎ、除草や苗木の確認、イベント準備などの活動を展開しています。

 マリンゲート塩釜から市営汽船で約30分。野々島には青い空と海が広がります。春は菜の花やツバキなどが咲き誇り、浜風に吹かれながら散策を楽しむことができます。

 団体の活動日は3~12月の第1、3日曜。現在の会員は24人。代表の三品茂子さんは、東日本大震災で被災した島に仙台から通い続けています。

 島のお母さんたちとは、すっかり顔なじみです。活動を応援してくれる島民から「三品さんなら」と、現在作業スペースとして活用しているビニールハウスが立つ場所を譲り受けたといいます。三品さんは仙台との2拠点生活を目指し、ビニールハウス近くに別の土地も借りました。

 今年はその道路沿いに「ラベンダーロード」をつくろうと、挿し木で増やしてきた苗木を移植する予定です。「野々島から発信 暮らしにラベンダーを! 大作戦」と銘打ち、7、8、10月にイベントを企画しています。三品さんは「野々島育ちのラベンダーが取り持つ縁で、島での楽しい時間を過ごしてもらいたい」と言います。屋外活動とはいえ、新型コロナウイルス感染防止対策には配慮して活動をしています。

 ボランティア仲間がうまく役割分担してラベンダーの手入れをしたり、島のガイドをしたり、カヌー体験会を開いたりと、それぞれが島との関わりを楽しんでいるといいます。三品さんは「島の未来に関わり続けたい」との思いをあらためて強くしています。
(NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター 青木ユカリ)

◎参考情報
野々島ラベンダーjk&b
ホームページ https://niwablo-plus.jp/nonoshima/
フェイスブック https://www.facebook.com/nonoshimalavender

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