青葉区の時短は週末に判断 宮城知事、聖火リレーへの影響見極め

村井嘉浩宮城県知事

 新型コロナウイルス対策として仙台市青葉区の酒類提供店を対象とする13日夜までの時短営業要請を巡り、村井嘉浩宮城県知事は7日の定例記者会見で、今週末に対策本部会議を開き、延長するか終了するか判断する考えを明らかにした。県内で19~21日にある東京五輪聖火リレーへの影響を見極めながら、専門家の意見を踏まえて最終判断する。

 村井知事は県内の感染状況について「かなり病床に余裕ができ、ぎりぎり(政府指標の)ステージ3の状態だ」と説明。「聖火リレーも関係してくるため、慎重に考える」と述べた。
 青葉区内では時短要請に従わず、午後9時以降も営業している酒類提供店の存在が指摘される。知事は「本当につらいと思うし、店が悪いわけではない。ただ、できる限り協力してほしい」と理解を求めた。
 仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)で、郡和子市長は3日、再選を目指し立候補を表明した。前日にメールで報告を受けたという知事は「選挙への支援も、ということも含まれていたのではないか」と話したが、郡氏を支援するかどうかは言及を避けた。
 石巻市の市民が5月28日に起こした東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働差し止めを求める訴訟では、広域避難計画の実効性が焦点。知事は計画の不備が指摘された場合、「国がオーソライズ(承認)した計画で不備があれば、もう一度、国と協議する必要がある」との見解を示した。
 4月の厳しい冷え込みで野菜や果樹の「凍霜害(とうそうがい)」が県内で広がる状況については「災害資金の融資や防霜ファンの導入を進め、継続して経営ができるように支援したい」と語った。

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