気仙杉の仮設住宅 1万円で払い下げ 物置やペレットストーブも

希望者に払い下げられる中上仮設住宅

 岩手県住田町は、東日本大震災後に独自整備し、役割を終えた同町下有住の中上仮設住宅48戸を払い下げることを決めた。価格は1戸当たり1万円で、14日に受け付けを始める。町外在住者も申し込めるが、町内の公的団体や個人、法人の申し込みを優先する。

 対象の仮設住宅は地元の気仙杉を使った一戸建て平屋(2DK)で床面積は約30平方メートル。エアコンや物置、ペレットストーブなどの備品も1点2000円で払い下げる。町内の公的団体などは無料。移設や運搬の費用は各自の負担とする。

 住田町は沿岸部の被災者向けに町内3カ所に計93戸の仮設住宅を整備。ピーク時は全戸に計261人が入居し、中上仮設住宅では昨年6月まで利用が続いた。

 仮設住宅の払い下げは2017年に火石地区の13戸でも実施。県内外から97件の申し込みがあり、倍率は7倍を超えた。今回の申し込みは28日まで。連絡先は町総務課0192(46)2111。

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