【独自】仙台北法人会が職域接種へ 1800社4500人対象に7月から

 仙台、宮城県富谷両市や同県黒川郡の小企業でつくる仙台北法人会が10日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種実施を国に申請したことが分かった。会員企業約1800社の従業員や同居家族を対象とし、7月に仙台市内の会場で接種を始める方針。
 7~8月の土日曜、仙台市青葉区の「斎苑別館」で、計4500人に各2回接種する計画。従事する医師6人は確保のめどが立ち、看護師、薬剤師や誘導などのスタッフの態勢を早期に整える。接種費用以外は法人会の経費で負担する。
 9日の理事会で実施を決めた。今後、予約方法などの案内を会員企業に送付する。会員企業の取引先も受け入れる方針。仙台中法人会、仙台南法人会にも参加を打診している。希望者が多い場合は、市町村の接種の状況を見ながら追加の実施も検討する。
 職域接種は1000人程度以上が同一会場で2回の接種を完了させることや、医療従事者や会場を自ら確保することが要件で、中小企業にはハードルが高い。全国の法人会で同様の動きは今のところないという。
 会場に自社施設を提供する菅原裕典会長(清月記社長)は「働く世代は仕事で人に接し、家には家族がいる。スピード感のある取り組みが必要だ。中小企業が早期に接種するための一つの道を示したい」と話す。

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