サクランボ、空を飛ぶ 山形空港から2年ぶり全国へ空輸

サクランボを航空機の貨物室に積み込む空港職員=山形県東根市の山形空港

 山形県特産のサクランボの収穫期に合わせ、日本航空は10日、山形空港(東根市)を出発する旅客機でサクランボ商品の輸送を始めた。昨年は新型コロナウイルスの影響による減便で実施できず、空輸は2年ぶり。最盛期の30日まで行う。

 羽田、大阪(伊丹)両空港行きの1日計4便に載せ、他の航空便に商品を引き継いで全国の市場や百貨店に届ける。今季第1便となった午前8時40分発羽田行きには、「佐藤錦」を中心に県産サクランボ約300キロが次々と積み込まれた。

 出発セレモニーで日航の田中剛一東北支店長は「全国にサクランボを新鮮なまま届けたい」とあいさつ。県総合交通政策課の伊藤淳一課長は「航空輸送は生産者の応援になる」と期待した。関係者が手を振って第1便を見送った。

 空輸は生産者の要望を受け2016年に始まった。日航が期間限定で貨物を取り扱うのは珍しいという。

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