古文書からベストセラーまで勢ぞろい 仙台・イービーンズ「古本まつり」

幅広いジャンルの古本を集めた会場

 渋く変色した古文書から新刊同然のベストセラーまで幅広く集めた恒例の古本まつりが、仙台市青葉区のイービーンズ9階で開かれている。関東からの初参加4店を含む計21店が、それぞれの特色を生かして本のある空間を演出している。7月11日まで。

 漫画雑誌やアイドル誌、写真集、郷土資料、文学、哲学、宗教、ノンフィクションのハードカバー、料理や手芸のムックなどを取りそろえた。古い絵はがきや旧国鉄の硬券切符、女性誌の付録といった雑貨も充実している。

 企画を取りまとめる若林区のジェイルハウスブックの川村光貴さん(53)は「本棚は店ごとの工夫の結晶といえる。新型コロナウイルスの感染拡大で東京での催事が軒並み中止となり、これまで地方には来なかったような古本も出ている」と売り込む。

 市内では4、5月、青葉区の新刊書店、金港堂2階で県古書籍商組合主催のサンモール古本市が初めて開かれるなど、古書業界が活性化している。イービーンズの古本まつりに、ここ数年参加を続けているかぴぱら堂(栃木県)の露久保健二さん(50)は「商品がバラエティーに富んで売り場の魅力が増す。出展者が増えれば増えるほどうれしい」と話した。

 午前10時~午後8時。隣接して「大レコードCD市」も開かれている。いずれも今月25日は商品入れ替えのため休み。

 イービーンズ3階にある五つの古書店による共同店舗「仙台古本倶楽部(くらぶ)」も、当初2月までだった期限を延長して営業している。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る