聖火リレー「自宅でネット中継見て」 宮城知事、県民に自重促す

村井嘉浩宮城県知事

 新型コロナウイルス対策として仙台市青葉区の酒類提供店などを対象にした時短営業要請が13日に終了したことを受け、村井嘉浩宮城県知事は14日の定例記者会見で、「全国的に感染状況が高止まりの中、宮城県は落ち着いているが、決して油断はできない」と強調した。
 全県で時短要請が解除されるのは3月25日以来、約2カ月半ぶり。知事は協力した飲食店や県民に謝意を示した上で、「また感染の波が来る。常に感染防止に留意し、自重した行動をお願いしたい」と求めた。
 時短要請の協力金は大半が国からの交付金だが、県も財政負担を強いられた。知事は「命に関わる問題は費用対効果は度外視すべきだ。財源は考えず、命を救うことを優先に考える」と持論を述べた。
 県内では19~21日に東京五輪聖火リレーを控えている。知事は沿道のコロナ対策に関し「インターネットを通じ生中継する。直接現場に足を運ばず、できれば自宅で観覧してほしい」と呼び掛けた。開催当日はスタッフやプラカードを配置し、注意喚起を促す方針。
 岩手・宮城内陸地震は14日で発生から13年の節目を迎えた。知事は「被害が大きかった山間部は見違えるように変わった」と振り返り、「被災地の復旧復興に向け、さらにお手伝いしていく」と気を引き締めた。
 JR仙台駅近くに設置されたコロナワクチンの大規模接種会場でワクチンの余りが出た場合、県職員で穴埋めしていると説明。「会場での接種に余裕がある状態ではなく、無駄になって廃棄したワクチンは恐らくない」と話した。

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