石巻に聖火台のレプリカ 19日点火

設置作業が始まった新たな聖火台レプリカ

 東日本大震災の復興支援として1964年東京五輪の聖火台が貸与されていた石巻市の総合運動公園で10日、新たな聖火台レプリカの設置作業が始まった。東京五輪の聖火リレーが市内で実施される19日に寄贈式があり、点火される。

 レプリカは鋳鉄製で高さ、最大直径とも約1.5メートル、重さは約1トン。64年東京五輪聖火台と比べると約3分の2の大きさとなる。市民有志でつくる「聖火リレー出発地・聖火台誘致委員会」が市に寄贈した。
 埼玉県戸田市の64年五輪ボート競技場で使われた聖火台がモチーフで、誘致委が埼玉県川口市の川口鋳物工業協同組合に依頼した。制作費は約400万円で、寄付などで賄った。
 初日の作業は建設会社の関係者が本体を台座に据え付けた。完了まで数日かかる見通し。作業を見守った誘致委の伊藤和男事務局長(74)は「石巻の復興を見守り、スポーツを通して市民らに力を与える存在になってほしい」と話した。
 東京五輪聖火台は2014年12月から19年5月まで市に貸与された。

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