山形県内の解体した古民家に残された古い民具や建材などを販売する店舗「発酵素材(R)」が、山形市新山の国道286号沿いにオープンした。専門業者が15年ほどにわたり収集、保管した約400点が並ぶ。江戸時代~昭和初期に使われたとみられるいにしえの品々に新たな価値を見いだし、再び生活に取り入れてもらう。
山形市で古民家のリノベーションなどを手掛ける建築業「古民家ライフ」が5月29日に開店させた。廃材の鉄骨を再利用した広さ約190平方メートルの店内に、同社が家屋解体時に引き取った木製のタンスや燭台(しょくだい)、書籍、食器をはじめ、解体で生じた窓や扉、板など多彩な品々がそろう。数百円から8万円前後で購入できる。
高木孝治社長(45)は「かつて使っていた手のぬくもりが残る品々を処分するのが心苦しかった。古民具に興味があって長く使ってくれる方に活用してほしかった」と言う。店名には「発酵のように道具も時間をかけるほど味が出る」との意味を込めた。
レトロへの愛着を示した装飾も特徴だ。同市中心部にあった築100年以上の蔵を解体して生じた建材を店内で組み直し、骨組みの構造を展示するとともにフロアとしても活用。高木社長は「伝統的な構造を知り、古き良き物に興味を持ってほしい」と思いを語る。
店は同市東部の宮城県境に近く、仙台と往来する車が多く行き交う。「仙山圏のお客に広く利用してもらえればうれしい」と高木社長。鈴木梨々花店長(22)は「今の時代に合わせた古道具の魅力的な使い方を提案できればいい」と話した。
営業は金、土、日曜のみの午前10時~午後6時。連絡先は同店050(7582)8108。
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