紙よりお得「デジタル通貨」商品券 福島・磐梯町で7月から

デジタル商品券で使うアプリのアイコン。玩具メーカー「バンダイ」と協力してつくった町のゆるキャラ「ロボばんじぃ」が登場した

 福島県磐梯町は7月、割り増し商品券を初めてデジタル地域通貨で発行する。従来の紙の商品券は20%増しだが、デジタルの商品券は25%増しとなる。紙は500円単位で釣り銭は出ないが、デジタル通貨は1円単位で使える。

 紙の商品券は2010年から発行。町商工会が取り扱っており、今年は7月1日から販売する。デジタルの商品券は15日から。紙は5000円で6000円分、デジタルは5000円で6250円分。デジタル商品券の購入には、あらかじめスマートフォンに利用者用アプリをダウンロードし、代金を払うとデジタル通貨がチャージされる。アプリは15日に公開された。

 購入できるのは町民と町内事業所の勤務者。町民の購入限度額は1世帯、紙とデジタル通貨それぞれ10万円で、町内勤務者はそれぞれ1人5万円。使用できる店舗は小売店、飲食店、理容店など58店(10日現在)、このうち、セブン-イレブン、スーパーのリオン・ドールなど28店がデジタル通貨に対応する。

 デジタル通貨の商品券は、会津大が開発した高度なデジタル技術のブロックチェーンを活用。導入に当たり、IT企業のデジタルプラットフォーマー(東京)が技術的サポートをした。

 磐梯町デジタル変革戦略室の担当者は「初めてのデジタル地域通貨発行で使い勝手を確かめ、ゆくゆくは、ふるさと納税や通販サイトへの活用も検討したい」と話している。

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