山形県三川町は7月、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する消費の喚起策として、地域通貨「菜のCa(ナノカ)」を初めて発行する。紙幣の形態で、不特定多数の人や事業所の間で繰り返し利用できる。自治体発行の地域通貨が本格導入されるのは東北でも珍しい。
「ナノカ」は町が2600万円分発行し、出羽商工会三川支所が事業を運営する。町内の飲食店や小売店など計約120カ所が事業に参加する見通し。参加事業所で7月10日以降に買い物などをすると、支払額に応じてナノカが交付され、事実上の割り引きを受けられる。
1ナノカは1円の価値がある。交付割合は、飲食店が支払額500円(税込み)ごとに200ナノカ、小売店とサービス業が1500円ごとに500ナノカ、建設業が5000円ごとに1500ナノカ。事実上の割引率はそれぞれ40%、33%、30%となる。
紙幣は200ナノカ、500ナノカ、1500ナノカの3種類。名称は町の花「菜の花」にちなんだ。
受け取ったナノカはどの参加事業所でも利用できる。釣り銭が出ないため現金と併用されるとみられる。事業所側は別の客に対し釣り銭としてナノカを再度渡すこともでき、一定量は市中で循環を続ける可能性がある。
ナノカの使用期限は来年2月下旬。換金は参加事業所が毎週金曜に可能で、最終換金日を同3月上旬に設定した。町は将来的に電子化し、永続的な地域通貨にしたい考え。
資金決済法は、自治体が発行する「地域通貨」のような商品券を規制の対象外にしている。東北財務局も自治体発行の「地域通貨」の全容は把握できないという。
三川町の担当者は「紙幣の地域通貨を自治体が本格的に発行するのは全国的にも珍しいはずだ。QRコード決済のポイント還元や商品券とは違い、町内でお金が循環し続ける仕組みをつくりたかった」と話す。
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