仙台市長、退職金3395万円受領意向 減額や辞退否定「規定による」

郡和子仙台市長

 郡和子仙台市長は16日、8月21日に任期満了となる1期目の退職金3395万5200円を全額受領する意向を明らかにした。市議会6月定例会本会議で伊藤優太氏(市民と未来のために)の一般質問に答えた。

 新型コロナウイルス対策で厳しい財政状況を念頭に「今こそ身を切るリーダーが必要ではないか」と迫った伊藤氏に対し、郡市長は「(支給を定めた)現行条例の規定による対応としたい」と述べ、条例改正を伴う減額や辞退を否定した。

 伊藤氏は「公選職に退職金制度はなじまない」と食い下がったが、郡氏は「いろいろな考え方があるのだろう」とかわした。新型コロナ対策費の財源捻出のため、昨年7月から給料月額の10%減額を継続していると説明し、理解を求めた。

 市長退職金を巡っては、奥山恵美子前市長が2009年の初当選時、1期目の全額辞退を公約し、就任後に条例改正に踏み切った。13年の再選時は受領する意向に転じたが、2期目を終えて半額を受け取った。

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