秋田杉が香るジン、最高金賞 国内唯一の品評会で

国産ジンとして初めて最高金賞を受賞した秋田杉GIN

 秋田県醗酵(はっこう)工業(湯沢市)が製造・販売するクラフトジン「秋田杉GIN」が、世界のウイスキー・スピリッツを審査する国内唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2021」の洋酒部門で最高金賞を受賞した。国産ジンの最高金賞受賞は初めて。

 秋田杉GINは、秋田杉の葉と針葉樹セイヨウネズの果実ジュニパーベリーなど5種類の植物由来成分を使い、森林の中にいるようなすがすがしい香りと爽やかな風味が特長。

 秋田高専、秋田県立大、県総合食品研究センターとの産学官連携で開発し、2020年3月に完成。同6月に販売を開始した。

 TWSCは19年に始まり、今年が3回目。洋酒部門には国内外から444点の出品があった。新型コロナウイルス感染防止のため、3~5月に審査員202人がリモートで審査し、秋田杉GINなど17点が最高金賞に選ばれた。

 同社の藤武(とうたけ)哲朗社長らが15日に県庁を訪れ、佐竹敬久知事に受賞を報告。藤武社長は「大変名誉なこと。既に海外からの問い合わせも入っており、秋田の良さを世界に伝える一助としたい」と語った。

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